水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

借金苦経験者が語る銀行マイナス利子のメリット

 借金苦経験者のさとうです。 私はネット副業にのめり込み、気づいたら大きな借金を抱えていた経験があります。そんな経験からお金の本質について考えるようになりました。

で、そこで興味を持ったのが「もし、銀行の利子が-0.01%になる代わりに手数料が無料だったら」という事です。

 

inmthrnb.hatenablog.com

 

銀行利子が-0.01%になるという事は、預金残高が毎年減っていくというデメリットがありますので、すべての方に良い条件になるとは言えないかもしれませんが、今回は銀行の利子が-0.01%になる代わりに手数料が無料になった場合のメリットに視点を置いて個人的体験を通した持論を述べたいと思います。 私の持論としましては、銀行の利子が-0.01%になる代わりに手数料が無料になった場合「金融事故が減って自殺防止に繋がる」というメリットがあると考えます。

 

なぜかと言いますと、現在の世の中は、振込手数料が有料ですので、その振込手数料を避ける目的でクレジットカードを使って買い物をするケースが見受けられ、このようにクレジットカードを多用する事が金銭感覚を麻痺させてしまい、金融事故に繋がると考えるからです。

 

たとえば、Amazon楽天といったネットサイトで買物をするとき、支払い方法には「銀行振込」や「クレジットカード」という選択肢があると思います。

 

しかし、その支払い方法の一つである銀行振り込みでは「振込手数料はお客様が負担してください」というものが常識ですよね。

 

購入金額以外に手数料がかかるということは「できれば少しでも安く買い物をしたい」という顧客心理に大きな負担をかけるものになると思います。

まあ、負担がかかるといっても、たかだが数百円の手数料なんですが、その「手数料」というのが重いんですよね。「高い」という感覚を抱かせるんですよね。

 

振込手数料にはそんな心理的な負担がかかるため、クレジットカードでの支払いを選択する人が多いと思います。

 

しかし、このようにクレジットカードでの支払いに慣れてしまうと、金銭感覚が麻痺してしまい、ついには返済能力を超えた買い物をしてしまうおそれがあると考えます。

私もそのような感覚で副業にのめり込んでしまったので、十分にありえる話であると思います。

そして、借金を返済しきれない事を苦に、自ら命を断つ方向へと追い込まれてしまう事が考えら

れます。

 

ですので、銀行利子を-0.01%にする代わりに手数料を無料にするのが世の中にとって良い事になるのではないかと思います。

 

ただ、最大のネックに利子が-0.01%という点がありますね。

この-0.01%とは、たとえば1億円を銀行に預けた場合、一年後に1万円を引かれるという事になります。

つまり、1億円の預金が一年後には9999万円になってしまうという事になります。

この金額を高いと見るか、安いと思うかは、人それぞれかと思います。

 

しかし、実はこのような調査結果があります。

「あなたのメイン銀行が利子を年-0.01%にし、その代わり手数料無料化など、サービスを充実させることを検討した場合、あなたはどう考えますか」というアンケート調査によりますと「特に何も思わない」という回答が45.1%と最多だったという調査結果になったそうです。

ちなみに2位に上がったのが「タンス貯金する」15.5%というものになります。

Google サーベイ - アンケートのレポート

このような調査結果から-0.01%というのは、それほど大きな負担にはならないと考えられます。

以上のことをふまえた私の結論としましては、日本の銀行は利子を-0.01%にする代わりに、振込手数料を廃止にするべきだと思います。