水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

就労移行支援事業と収入その2

一年くらい前に就労移行支援の利用について収入の事について書いたことがある。

 

inmthrnb.hatenablog.com

その記事ではクラウドソーシングで副収入が得られるかの確認をして、やはりダメだったという結果になった顛末が書かれている。

この時から1年経ち、収入がないことが苦しくなり事業所の方と相談した際に提案したことがあるので、そのことについて書く。

提案したこと

それはクラウドソーシングを利用することも含めての間接的なリモートワークでの実習や請負だった。

ネット、例えばEメールを利用してのリモートワーク、具体的には、調べものやライティングの依頼を受けて報告書などをWordなどでまとめて納品する方法だ。

そもそも事業所内で利用者は事業所が請負で持ってきたチラシ折などの作業をすることがあり、方法としてはチラシを持ってきて作業を施しおられたチラシを納品するというもので、実際に依頼主の作業場に行かなくても仕事をすることはできることなのだ。これは一種の事業所を介しての間接的なリモートワークだといえる。

前回の記事でも書いた通り、工賃の支払いのある請負は訓練と判断されるものでなくてはならないが、これはネットを利用しているだけですでに訓練と見なされている作業と変わることはない。なので十分実現できる可能性があるはずだ。

福祉と就労の間のつなぎ

そしてこれは就労への大きなステップとなる。詳細は書かないが現状では請負業務自体が少なくよって工賃はとても高いとは言えず収入がないに等しく生活するのが難しい。そして私の場合はその収入がない状態が焦りを産み、それが就活が思うようにいかなった要素の一つだったため、何とかしたい気持ちになった。ネットのリモートワークはそういった焦りを消すまではいかなくても弱くするための福祉と就労のつなぎになると思う。

大きな社会貢献の可能性がある

人手不足が叫ばれる中、各地域での労働力不足を解消する可能性がある。実習としてはコンビニエンスストアや印刷会社でのものが現在ではあり、請負としてはチラシ折とマンション清掃がある。これは私の知る限り利用者は真面目な人が多いので人手が足りない分を十分に補っており、実績はあるといえる。普段は訓練や講座があるが訓練や講座に近い業務はネットなら探せばあるのではないだろうか。

終わりに

就労移行支援事業など福祉事業はまだ発展途上だと思う。今後は自分自身のためにも福祉事業を利用する上でどのような情態がいいかを考えてその考えがよければまた公表したい。