水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

徴税請負株式会社があったらどうなるか

徴税請負制の現代での活用について考えている。この制度における徴税請負人と言えば弱いものから税金をむしり取る悪人のイメージがあるかもしれないが、工夫次第ではいいものになるかもしれない。しかし、徴税請負人制度が徴収した税の一部を請負人の収益にできるものだとするなら、一人から徴収する税金に応じて利益率を変える累進性を持たせればどうだろう。
例えば次の羅列だったらどうなるか。

  • 10万円以下の徴収なら0%で固定1000円を国からもらう
  • 100万円なら5%で5万円
  • 1000万円なら10%で100万円
  • 1億円以上なら20%で2000万円

これなら請負人はより収益が高い人から税金を徴収するようになる。この場合は当然に請負人の収益も徴収対象になる。
現状の徴収は公務員が行っているが効率的とはいいがたい。いわゆる民営化の考えを導入してもいいかもしれない。そしてこの請負人は法人、しかも株式会社でもなれるとしたらどうだろう。
また税金を払うときは払う個人の努力が要るが、この手間もついでに請け負ってくれるとしたら時間が減っていいかもしれない。