水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

投票率と消費税

前回、先月の参議院選挙が始まる前に投票率について書いた。
inmthrnb.hatenablog.com
投票率を上げるためには金を配布すべきと、思い付きで書いてみたのだが改めてこの方法の利点を整理してみたい。
また、これは消費税と組み合わせることで、特に10月からの増税と軽減税率の同時施行のデメリットをどう減らすかの観点も持つ。

税収

まず財務省の税収の推移を見てみよう。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.pdf
消費税の税収は2017年度だと17兆円程度だ。
これが10月になると2%上げの10%での税収となる。
しかし問題は軽減税率だ。これは面倒を増やすことになる。
確かに低所得者向けには助かる面もあるかもしれないが、社会の仕組みが複雑になる。
少子高齢化と人手不足の時代で余計な手間を割さける余力などあるのだろうか。

投票時の金銭配布

これは投票での金銭配布で大雑把だが代替できる。
まず、投票時の金銭配布にかかる費用はどのくらいだろうか。
1億人の有権者と配布金額が1万円なら1兆円程度だ。
これは前回の記事で書いた。
これは消費税の税収からすればそう多くはない。
ただ、選挙と名の付くものすべてにこのやり方では費用がどれだけかかるか分からないのでとりあえず国政選挙だけと考える。
そして所得の関係はどうなるだろうか。
低所得層ならそれだけ消費税として納める金額は少なくなるが、もらえる金額は高所得者と変わらない。
これは低所得者に利点がある。
もっとも消費税自体が低所得層に不利な面もあるかもしれないが、今回は考えない。

と、書いていきたいところだが、疲れた。
また後日。

データと計算手法の集積

で、こういったことをまとめるHTMLを用意した。
井本拓伸のGitHubホームページ
ここではデータや計算を詰め込みたい。
どんどん更新していければいいが。