水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

もしも、ではなく本当に会社を作りたい

今までいくつか「もし私が会社を作ったら」というテーマで記事を書いてきた。それらは初めは単なる妄想のようなものだったが、今でははっきりとこういう会社を作る!というのが固まった。

今まで書いてきた記事で、日本から発信の韓国語ニュースサイトと新形態ニュースハブについて書いたが、私はこれらの発想に基づいた会社を作りたいと考えている。

詳しくはこうだ。まずその会社は2つの事業を手掛ける。メディアとITだ。メディア部門とIT部門は仮想的に分離独立していて、あたかも2つの会社があるかのように動く。そして、時には連携し、時には議論していく。

メディア部門では何をするか

メディア部門は日本、日本人の視点から韓国国民に向けて韓国語で情報を発信する。重点的には、今の韓国のマスコミでは足りないもの、特に日本の情報を補い、また韓国のマスコミが発信され訂正されなかった誤った情報を訂正する。それ以外にも韓国国民が必要とする既存の韓国マスコミが発信しているような情報があるならそれも報道する。

これらの方針はまだ単純すぎるのでさらに発展させていく必要があるだろう。ただ、方向性は大きく変わらず行くだろう。

inmthrnb.hatenablog.com

ただし不安要素もある。というのもこのメディアはかなり特殊だ。日本の視点での記事ということは日本人が中心になるが、発信は韓国語なので韓国人か韓国語ができる日本人が必要ということだ。これは普通のよくあるメディアと比べれば難易度が高いのは誰の目にも明らかだろう。これは課題だ。

IT部門では何をするか

IT部門はニュースハブを作り運営する。ニュースハブというのは日本で言えばヤフージャパンのポータルサイトのようにいくつものメディアの記事を買い集め、統合してニュースを配信するようなサイトだ。ヤフージャパンのポータルサイトはニュース以外にも様々なサービスを行っているが、私が作りたい会社ではニュースハブとして特化する。

inmthrnb.hatenablog.com

そしてこのサイトではメディア部門の記事とあとは日本の記事を掲載することになるだろうが、そこはまだ未定だ。できれば地元の西日本新聞Buzzfeedと提携できればと思っているがどうなるかは分からない。

ただ、メディア部門と連携するということは、メディア部門は韓国語で発信するので、このサイトはいきなり多言語化、つまり日本語と韓国語の両方に対応しなければならない。これも普通にサイトを作る場合に比べれば難易度は高いだろう。

私がすること

この会社で私がすること、したいことしてはサイトを作るための仕様作成やプログラミング、データベースの設計などと、メディアの記事を作る方針と記事のチェックなど。そして何より会社の方向性、目指す道を考えるということ。

とにかく考えて考えて考え抜くこと、それを私の仕事で役割にしたい。

それ以外には

個人的に作りたいプログラムがあるのでこの会社でやるのも手だし、収入の見込みがよろしくないなら何かの下請けやらやる必要があるかもしれない。でも、それはきっぱりと考えない方がいいと感じる。やりたいことから逸れて他のことをしていて本当にやりたいことをなし遂げられるだろうか?しかも、それはただでさえ難易度が高いのに。

ということで、それ以外には何もしない、もし何か別のことをしなければという事態に直面しても、目指すべき道に向かっていくべきではないかと思う。

道のりは厳しいが

こうやって改めて何をしたいのかを整理してみると、とても達成が難しいことをしようと考えているんだなと感じる。単純ではなく複雑で分かりにくくて、見通しだってよくない。そもそもメディアを作るとして私にはそのノウハウはないし経験者が必要だ。サイト作成も様々な要素が絡み合ってくる。とても数人でできるようなものではない。

でも、そういう不安よりもわくわくする興奮の方がはるかに強いことに気づく。もしこの難しい課題を達成したとしたらどんな光景が見られるのだろう?と。いったい私に、世界に、どんな変化が訪れるのだろうか?

これから

今の時点で分かることはただ一つ、自分一人だけではどうにもならないということ。様々な人と関わらなければ達成はできないだろう。そして私はそれをやっていきたいし楽しみにしている。いったいどんな人たちと会うことになるのだろうか?と、とてもわくわくしているから。