Docker ToolboxとVirtualBoxを両方同時に使う必要性があったので、いろいろと設定したりとかしていたのだが、主にネットワーク設定で悪戦苦闘したのでそのことについて記し、覚え書としたい。
そもそもDocker Toolbox(以下DT)はVirtualBoxを必要としている。しかしインストール時にVirtualBoxもインストールするのであらかじめ用意する必要はない。しかし、すでにある場合はちょっとトラブルが出るかもしれない。自分の環境ではVirtualBoxはない状態でDTのインストールをやったのでそこは特に問題はなかった。これによってインストールされたVirtualBoxはDT専用ではなく普段使いのように利用できるのでそのあたりに苦労はなかった。
問題はネットワーク設定で、ホストオンリーネットワークを利用してネットワーク設定をするとき、どうしても2つできてしまうということがあった。それ自体はそう問題というほどでもないが、ミスってしまうとDTのほうがうまく動かないということがあった。
ネットワーク設定のため、いくつかの記事を読んでいたが、通常のVirtualBoxを単体でインストールした状態での前提で書かれていてちょっとはまったりした。
この記事の中の「2.インターネット接続の共有を設定する」は思ったように設定できなかったので、これはしなかった。
この記事は助かった。
この記事でもホーム ネットワーク接続をするように書かれていたが、ドロップダウンでの選択肢にDTのホストオンリーネットワークしか出てこなかったのでこの通りにはできなかった。それ以外のところは参考にはなったが。
いくつか読んでみたが、自分のやろうとしていることとぴったりくる記事はなかったので苦労があった。結局ホームネットワークでネットワークのほかのユーザー、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」はチェックを入れなかった。FTPでVirtualBox上のデータを吸い出したり、HTTPサーバにアクセスできればそれで事足りたので、それ以外のネットワークの構築はしなかった。多分ゲストからのアクセスができないのかもしれないがそこまでは調べる余裕はなかった。