水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

現状のITに関する知識と技能の課題

私は今作りたいシステムがあって頭の中でぼんやりと構成を考えているが、なかなかうまくいかない。私が考えているのは3つのアプリケーションサーバーがあり、それらは同一のデータベースにアクセスするというものだ。APサーバはそれぞれ別のIPアドレスを持たせようか、それともポートを別にするか、DBはどう置きどう運用するか、など。3つの固有ドメインを用意して、それぞれをAPサーバに振り分けるようにしたいのだが、それはどのようにすればいいのか。

インフラはどうするか。VPSの運用は何となくわかるのだが、AWSGCP、Azureなどに代表されるクラウドとなるとさっぱり分からない。そもそもなんで「クラウド」と一言で済ましてしまうのか。それじゃ分からない。インフラの運用となるとDockerが重要になるらしいが、私は開発環境の構築にしか使ったことがないので、実運用にはどうすればいいのか分からない。しかも最近はKubernetesというのもあるらしいのだがこれは名前しか分からない。

またHTTPサーバーはどうすればいいのかにも頭を使っていて、最近だとNginxがいいらしいのだが、私はApacheしか触ったことがないというか、そもそもHTTPサーバにいくつかあるということ自体があまり馴染みがない。

RDBは何度も触ったが、もう何年も前からNoSQLが存在感を増している。しかしそれに関する知識がほとんどない。利用したことがあるのはMemcachedのみでそもそも何種類あるのかも分からない。

プログラミングに関して言えば昔はJavaを触っていたがここ最近は公私とも縁がなくJava 11に興味があるのだがどう変わったのかなどはよく知らない。それにJDKも最近では色々と種類があるらしく何を使えばいいのかさっぱりだ。OpenJDKだとだめなのか?フレームワークに関してはJakarta EEに興味があるのだが昔に金魚本を読んだことがあり参考にしていたくらいで、最新のものらしいJakarta EE 8は分からない。

ここ最近は

動きが激しくついていけないところがある。しかし、やっていくしかないのだろうなぁ。

もし会社ができたらまずは釜山支社をつくる

これまで書いてきているように、私は韓国に働きかけるような仕組みを持ったIT会社を作ろとしている。もちろんずっとそれだけということはないが初めのうちはそんな目的を第一目標に掲げることになる。そこで普通なら日本で十分な実績や実力を持つようになってから韓国に進出するというのが道筋というものではないだろうか。

しかし、私はもし会社を起ち上げたら、まず初めに韓国の釜山に支社を置くことから行動を始めるつもりだ。

そのうちではなくいきなり韓国進出

なぜそう思ったのか?

まず、韓国にニュース配信を以て働きかけるには広告、特にテレビCMが重要なカギを握るはずだ。そういったことは韓国に支社があってそこにお任せとなるとやりやすい。

予想される波乱

ゆくゆくは釜山支社を通して韓国のメディアと交渉してニュースハブに掲載するように依頼するようになる。一方で韓国のメディアの日本に関する記事に対して批判するニュースも配信することになるはずだ。これは難しいかじ取りになる。韓国メディアからの攻撃も予想されるし敵対することになるかもしれない。そういった波乱をうまく乗り越えてもらわねばならない。

韓国の内部へ

また、韓国の内情の調査も重要なカギとなる。というのも私は今まで韓国のことを日本にいたままの状態でしか知らない。しかし、韓国から見て初めてわかることもあるかもしれない。

あるとき福岡のローカル番組で韓国訪日客についてのリポートがあった。それは韓国からの旅行者がどのようなきっかけで日本に来るのかというもので、ブログをきっかけに来る人が多いというものだった。このように韓国内では日本に対するなんらかの動きがあるがそれは日本にいたままでは分かりづらい。

例えばテレビ番組はどんなものがあるか?ということは日本にいてはまず分からないがどうも何かがあるらしい。

韓国バラエティ番組、「日本愛が行き過ぎ?」中央日報

こういうことは韓国の支社に調べてもらうしかない。

後回しの弊害

それに、仮に韓国進出を後回しにしたとしても突然に韓国に進出する必要がある事態になるかもしれない。その時になって慌てて始めようとしてもトラブルが起きてうまくいかず、チャンスを逃すかもしれない。そうなってはだめだ。

また、私は日本で会社を作りそのまま日本で事業を行っていくつもりだが、うまくいけば日本では勝手に知名度が上がる可能性が高い。しかし、韓国ではそうではない。

なぜ釜山?

また、なぜソウルではなく釜山なのか?という疑問が湧く方もいるだろう。ここにはちょっとした推測があるからだ。私は今北九州で事業を行うとしているが、上手くいけばそのうち東京に進出することもあるかもしれない。だがその場合でも本社はここ北九州に置いたままにしたい。以前書いたように私は何でも東京中心という現状にうんざりしている。

inmthrnb.hatenablog.com

日本においては自分と同じようにそう感じている人は多いのではないか。そして、ふと思った。それは韓国でもそうなのでは?と。つまり韓国でもなんでもソウル中心という風潮に疑問を抱いている人はいるのではないだろうか。私がそうであるように地元から大きなことをしたいという思いは大きなエネルギーになる。

事はそう簡単ではない

と、このようにいかに韓国に支社を置くことが重要かを書いたが、これはそうそう簡単なことではないだろう。そもそも支社を置いたとしてその費用はどれくらいかかるのか?という疑問は湧くし答えはない。だが、初めから何をすべきかという指針があることで分かることもあるだろう。

現実的に今すぐできることではなくても何度も何度も挑戦するだろう。

スタートアップには必ずしもホームページは優先されない

私は現在、IT企業を起ち上げるべく動いている。その中で仮に立ち上げたとしてまず何をすべきかということを考えている。普通はIT企業なのだったら、まずホームページを作ることを検討するものだと思う。が、私はスタートアップのIT企業には必ずしもホームページは要するとは限らないのではないかと考えている。今回はそのことについて書きたい。

ホームページを持つことは難しい

昔ならいざ知らずある会社がホームページを持つことは珍しいことではない。どのような動機であれホームページを作りたいと思う人は多いし、その方法はたくさん用意されている。

しかし、ホームページの作製は本来は難易度が高い。ホームページはネット上での会社の顔になるのでそれをどうするかを考えることはとても労力のいることだ。他の業者に頼むにも予算と時間と(相談や確認などの)労力が要る。もちろん、自前で簡易的なものにするのも悪くはないが、サーバーはどうするかドメインはどうするかといった問題がついて回るし、立派なものにしたいならそれに必要な人材を確保しなければならない。

GitHubはホームページの代替になる

そうはいってもIT企業なら会社情報などを何らかの方法でもってネットに配信する必要がある。そしてそれは容易に解決する。今の時代はGitHubがある。もちろん他のコードホスティングサービスでもいいが今回はGitHubにするとして、とにかくこのようなサービスの存在を活用すればホームページの代わりになる。

というのも、私はprivateで作りたい会社の概要をMarkdownでまとめていたのだが、そこでふと気が付いた。今自分が書いていることはちょっと工夫するだけでそのまま会社の情報を発信する手段になる、と。

まだ作成途中だが会社の概要を伝えるにはある程度の内容を持っていると自分では考えている。そこは異論はあるかもしれない。が、そういった異論を受けて修正するのは極めて簡単だ。なぜなら基本はMarkdownを書き直せばいいだけなのだから。そうやってすこしずつ出来上がっていくファイル群は会社の情報を発信するの十分なものになっていくだろう。そして何よりこれがタダでできるのだ。

注意点

もし電話番号や住所などの変更があった場合はどうすべきか。例えば最初のうちは個人の携帯電話を連絡先にするかもしれない。しかし、いずれは会社のものを用意することになるはずだ。他にもメールアドレスなどもあるが、そういったものは変更しても履歴をたどれば容易に分かってしまう。そこは課題だろう。

ホームページはいずれ必要になる

もしかしたらこの記事を読んでいて、私がホームページを持たなくてもいい、と主張していると受け取る方もいるかもしれないが、ホームページという存在そのものを否定しているわけではない。ホームページはいずれ必要になるものだ。どのように作るにせよその会社の顔なのであるから、ここで様々な判断をされることになる。例えば求人するなら求職者はまずホームページを見ることになるだろう。その場合、そのホームページの出来によって、応募がどれだけ来るかそして優秀な人材の心をつかむことができるか、といったことが決まるだろう。会社にとってとてもとても大切な要素だ。

スタートアップがまず初めにすべきこと

ただ、それは「まず初めに」すべきものではない。スタートアップがすべきなのはまず作りたいサービスに専念することだと思う。難易度の高いことは後回しにしてもいいはずだ。

そして、まずGitHubとMarkdownで始めることは大きな利点がある。それはいざホームページを作ろうとするときに、どんな内容にするかの材料がすでにそろっている状態であることだ。仮に外注するとしてその外注先は内容をもしかしたら知っているかもしれない。だとしたら製作の手間が大幅に削減できるはずだ。

また、GitHubを利用し活用するということはそれだけのスキルがあるとみなされる。例えやっていることがMarkdownを書いてあげることだけでも評価されることだ。なぜならITに関わる業務をしながらGitHubを使わないところはいまだに多いのだから。

終わりに

私はちょっとしたことから本格的なものまで公私とも長らくウェブサイト作製に取り組んできた。だから一口にホームページといってもそれを作るためには考えなければならないことがたくさんあることを知っている。しかも最近のフロントエンドは難易度が高いスキルの習得が求められている。

ホームページは大事だ。大事だからこそ安易に持つことを考えるのではなく機が熟した時にじっくりと本格的に取り組むべきではないだろうか。私はそう考える。

会社は作りたいが社長にはなりたくない

もしも私が会社を作ったら、そんなテーマでいくつか記事を書いてきた。あんな会社があればいいのにと自由に発想していくのは楽しいものがあり、本当に作る気になっている。だけど、作る気はあっても社長になりたいわけではない。今回はそのことについて書く。

社長の役割って

社長の役割とは何だろう。会社が大きくなればより複雑になる。部長などがいて、など。社長がやるべきことはそれだけ多くなる。社員を部下を管理し、会社の方針を決め、会社の運営を考え…。色々と大変そうだ。

私は社長になったこともないし、なろうとしたこともない。だから社長が具体的に何をするのかは分からない。けれど大変そうなのは分かる。

マネジメントは他の人にやってもらいたい

私は管理とかマネジメントといえばいいのか、そういうのに興味がないし、自分にもあっていないと思う。仕方なくやらざるを得ない場合もあるかもしれないが、例え給与が低くなったとしてもできるならやりたくない。

でも私は今は会社を作りたいと思っている。普通はそれって社長になることだと思うのだけど、でも私はなりたくない。やりたいこととやりたくないことが衝突している。どうすればいいのだろう。

人体型運営

色々と思案しているうちに思いついた。社長は人体で言えば内臓であって欲しい。どういうことかというと人体は脳、内臓、手足とある。実際にはもっと複雑なのだろうけどざっくりいえばそう。で、私は脳の役割を担いたい。つまり考えること、考えたことを体に伝え動かす。それをやりたいのだ。

でも内臓のようなことはできない。各臓器を連携させ生命を維持する、そんな器用なことはできない。それは社長にやってもらいたい。

そのために中枢課という会社の中で脳の働きをする課を存在させ、そこに私が所属するようにすれば、様々なことが解決する。私は脳の役割に専念し社長は内臓の役割に専念することでお互いの負担が減る。

それに私の会社は人体的な組織になっています、なんて言えたら何となくかっこよくないだろうか?どうだろう。

もしも、ではなく本当に会社を作りたい

今までいくつか「もし私が会社を作ったら」というテーマで記事を書いてきた。それらは初めは単なる妄想のようなものだったが、今でははっきりとこういう会社を作る!というのが固まった。

今まで書いてきた記事で、日本から発信の韓国語ニュースサイトと新形態ニュースハブについて書いたが、私はこれらの発想に基づいた会社を作りたいと考えている。

詳しくはこうだ。まずその会社は2つの事業を手掛ける。メディアとITだ。メディア部門とIT部門は仮想的に分離独立していて、あたかも2つの会社があるかのように動く。そして、時には連携し、時には議論していく。

メディア部門では何をするか

メディア部門は日本、日本人の視点から韓国国民に向けて韓国語で情報を発信する。重点的には、今の韓国のマスコミでは足りないもの、特に日本の情報を補い、また韓国のマスコミが発信され訂正されなかった誤った情報を訂正する。それ以外にも韓国国民が必要とする既存の韓国マスコミが発信しているような情報があるならそれも報道する。

これらの方針はまだ単純すぎるのでさらに発展させていく必要があるだろう。ただ、方向性は大きく変わらず行くだろう。

inmthrnb.hatenablog.com

ただし不安要素もある。というのもこのメディアはかなり特殊だ。日本の視点での記事ということは日本人が中心になるが、発信は韓国語なので韓国人か韓国語ができる日本人が必要ということだ。これは普通のよくあるメディアと比べれば難易度が高いのは誰の目にも明らかだろう。これは課題だ。

IT部門では何をするか

IT部門はニュースハブを作り運営する。ニュースハブというのは日本で言えばヤフージャパンのポータルサイトのようにいくつものメディアの記事を買い集め、統合してニュースを配信するようなサイトだ。ヤフージャパンのポータルサイトはニュース以外にも様々なサービスを行っているが、私が作りたい会社ではニュースハブとして特化する。

inmthrnb.hatenablog.com

そしてこのサイトではメディア部門の記事とあとは日本の記事を掲載することになるだろうが、そこはまだ未定だ。できれば地元の西日本新聞Buzzfeedと提携できればと思っているがどうなるかは分からない。

ただ、メディア部門と連携するということは、メディア部門は韓国語で発信するので、このサイトはいきなり多言語化、つまり日本語と韓国語の両方に対応しなければならない。これも普通にサイトを作る場合に比べれば難易度は高いだろう。

私がすること

この会社で私がすること、したいことしてはサイトを作るための仕様作成やプログラミング、データベースの設計などと、メディアの記事を作る方針と記事のチェックなど。そして何より会社の方向性、目指す道を考えるということ。

とにかく考えて考えて考え抜くこと、それを私の仕事で役割にしたい。

それ以外には

個人的に作りたいプログラムがあるのでこの会社でやるのも手だし、収入の見込みがよろしくないなら何かの下請けやらやる必要があるかもしれない。でも、それはきっぱりと考えない方がいいと感じる。やりたいことから逸れて他のことをしていて本当にやりたいことをなし遂げられるだろうか?しかも、それはただでさえ難易度が高いのに。

ということで、それ以外には何もしない、もし何か別のことをしなければという事態に直面しても、目指すべき道に向かっていくべきではないかと思う。

道のりは厳しいが

こうやって改めて何をしたいのかを整理してみると、とても達成が難しいことをしようと考えているんだなと感じる。単純ではなく複雑で分かりにくくて、見通しだってよくない。そもそもメディアを作るとして私にはそのノウハウはないし経験者が必要だ。サイト作成も様々な要素が絡み合ってくる。とても数人でできるようなものではない。

でも、そういう不安よりもわくわくする興奮の方がはるかに強いことに気づく。もしこの難しい課題を達成したとしたらどんな光景が見られるのだろう?と。いったい私に、世界に、どんな変化が訪れるのだろうか?

これから

今の時点で分かることはただ一つ、自分一人だけではどうにもならないということ。様々な人と関わらなければ達成はできないだろう。そして私はそれをやっていきたいし楽しみにしている。いったいどんな人たちと会うことになるのだろうか?と、とてもわくわくしているから。

パソコンは長時間作業には向いていない

パソコンに初めて触れてからずいぶん経つ。パソコンでできることは本当にいろいろある。ネットにつないだりゲームをしたり年賀状のデータを作ったり。色々な体験をし仕事にもつながったし暇な時の相棒にもなる。

でもいいことばかりじゃない。あまりに長時間にわたってパソコンにかじりついていると様々な弊害がある。目は悪くなるし姿勢は悪くなるしその結果として体のあちこちにダメージが蓄積される。

仕事でパソコンを触るとき、普通はどのくらいの時間になるのだろう。8時間だろうか?今の常識の、といってもそれを常識にすべきとは思わないのだけれど、勤務時間は8時間なのだからそれに合わせて8時間パソコンを触りっぱなし、なんてことはありふれているのだろうか。

でも、それはおかしい。そして、悟った。パソコンは長時間作業には向いていない。だから、8時間勤務なら4時間を限度にして後の4時間は全く別の作業に割り当てるか、それとも思い切って休憩時間にでもすべきではないか。パソコンをミスなく操作するのもパソコンの画面を見るのも十分な体調の良さでもってすべきだと思う。第一パソコンは精密機械なのだ。

扱いはデリケートで操作も神経を使う。パソコンの使い方はそろそろ見直されるべきではないだろうか。

東京中心はもううんざり

私は福岡県の北九州市で生まれ、今もここに住んでいる。いわゆる地方民だが、そうしているとときどき思うことがある。東京中心はもううんざり、と。

東京というと行政、マスコミ、文化、人口、産業の中心だし、人口密度も高い。もし日本で何か大きなことを成し遂げようとするなら東京に行くことが常識ではないだろうか。

でも、それがうんざりする。なぜなのだろう。

九州人、福岡民として

九州から、特に福岡から世界を見てみると朝鮮半島がものすごく近くにあるのを感じる。かつては元寇と朝鮮出兵など歴史的にも重要な関連がある。これは福岡民独特ではないかと思う。福岡以外の、特に本州の関東あたりの人から見れば境界の土地でありどこか他人事ではないか。

しかし、福岡には福岡の九州には九州の事情がある。いまやアジアの玄関口として機能しつつある福岡を筆頭に九州はがんばっているように見える。九州新幹線もできたし、ITは地方からの情報発信を可能にし産業を興す可能性を与えた。実際福岡はIT産業で活況だ。

でも、まだ日本は東京中心で何かあれば東京にお任せという考えは強いし、実際そう動いている現状がある。けれど、もう変えてもいいのではないか。

道州制

福岡民としての自覚はあるが、九州人としての意識というのは思えばあまり持たなかったような気がする。しかし、この独立した島は団結して動けば大きなことができるのではないか。食べ物はおいしいし、自然も豊富。例えば九州で先行して道州制を導入してもいいのではないか。我々が要求しているのは高度な自治、なんて。

これからは

とにもかくにも、もう東京に付き従うつもりは少しもない。私は私で、ここから。