水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

東京中心はもううんざり

私は福岡県の北九州市で生まれ、今もここに住んでいる。いわゆる地方民だが、そうしているとときどき思うことがある。東京中心はもううんざり、と。

東京というと行政、マスコミ、文化、人口、産業の中心だし、人口密度も高い。もし日本で何か大きなことを成し遂げようとするなら東京に行くことが常識ではないだろうか。

でも、それがうんざりする。なぜなのだろう。

九州人、福岡民として

九州から、特に福岡から世界を見てみると朝鮮半島がものすごく近くにあるのを感じる。かつては元寇と朝鮮出兵など歴史的にも重要な関連がある。これは福岡民独特ではないかと思う。福岡以外の、特に本州の関東あたりの人から見れば境界の土地でありどこか他人事ではないか。

しかし、福岡には福岡の九州には九州の事情がある。いまやアジアの玄関口として機能しつつある福岡を筆頭に九州はがんばっているように見える。九州新幹線もできたし、ITは地方からの情報発信を可能にし産業を興す可能性を与えた。実際福岡はIT産業で活況だ。

でも、まだ日本は東京中心で何かあれば東京にお任せという考えは強いし、実際そう動いている現状がある。けれど、もう変えてもいいのではないか。

道州制

福岡民としての自覚はあるが、九州人としての意識というのは思えばあまり持たなかったような気がする。しかし、この独立した島は団結して動けば大きなことができるのではないか。食べ物はおいしいし、自然も豊富。例えば九州で先行して道州制を導入してもいいのではないか。我々が要求しているのは高度な自治、なんて。

これからは

とにもかくにも、もう東京に付き従うつもりは少しもない。私は私で、ここから。