水平野(すいへいや)

思ったこと考えたことを書いていく

もし日本発の韓国語ニュースサイトで韓国に進出したら

日本と韓国の間の様々な問題

日本と韓国の間では様々な問題がある。竹島歴史認識慰安婦、最近ではレーダー照射問題など。こういう問題はたいていは国や政治家が何とかするものなのかもしれない。しかし、最近はどうだろう?どんどん悪化しているように見える。なぜ問題がありいまだに解決できないのだろうか。

問題はなぜ解決していないか

私はそれは情報の滞りがあるからではないか、と捉えている。どういうことかというと、韓国の新聞はネット上で日本語の記事を配信していて、それに加えヤフーなどを通して多く日本では共有されている。

ところが韓国ではどうだろうか。日本の、特に韓国との間での問題を日本の視点から、つまり日本の新聞マスコミの情報は韓国語として配信されているのだろうか。私はこの状況が日韓の軋轢の大きな要因ではないかと考えている。

というのも、日本語になっている韓国のマスコミの記事を見ていると、どうも日本の事情が意図的に省かれていると感じることが多いからだ。例えば日本ではあまり関心を持たれないが(もっとも韓国でもあまり関心を持たれているようには見えないが)、ソメイヨシノの韓国記事を見ていると、日本の主張、たとえば接ぎ木をしている、ということを両論併記で取り上げることはまずなかった。

このようなこともあり、情報の滞りが私の眼から見てあるように見えている。これが日韓の関係を考えるうえでかなりの重要な要因ではないだろうか。

しかし、ビジネスチャンスがあるのでは

逆に言うとそれらを解決する仕組みを作れるのであればビジネスにつながるのではないか、ビジネスチャンスがあるのではないか、と考えている。どういうことかというと、話は単純で、日本の日本による韓国語のニュースサイトがあればいいのではないか、ということだ。ITで情報の滞りを解決できるはずだ。

もっともこれは火中の栗を拾うようなものだろう。この問題ではあらゆるところから様々な、普通では対応できないような声が寄せられるだろう。しかし、挑戦する価値はある。

まず、単純な話として韓国は人口は5000万人を超え、その上にネット網が発達している。これは市場として価値がある。また、訪日旅客数の増加などを見ても、日本に関心のある人は潜在的に多いだろうからその人たちの関心が見込める。そして何より、個人的にITに関わる以上は何らかの、ただの金稼ぎではない、日本の世界のありかたを変えるような何かを成し遂げたい欲求がある。日韓の問題はちょうどいいのではないか。

新形態ニュースハブとの組み合わせ

今私は新しいニュースハブの仕組みを考えている。既存のヤフーのニュース配信の仕組みはどうもおかしいと感じている。そこでどういう仕組みのハブがあればいいか、ということを考えている途中だ。それと組み合わせられないか。もし組み合わせることができたなら、これまで見ていた世界はがらりと変わるのではないか、そんな思いがある。

終わりに

私はときどきITは何のためにあるのかと考えることがある。何のためだろう?金儲けのため?それは否定しないがただそれだけというのは何かおかしくないだろうか。もし、この記事を読んでくれた方で同じ思いを共有してくれる方がいれば、一緒に世界を変えて欲しいと私は願っている。